いよいよ2019年2月25日(月)朝!東京大学二次学力試験のはじまり!今年は、25日に国語・数学、26日は理科・英語となっています。
昨夜眠れなかったハナちゃんも、意外にシャキッとしている。がんばれハナ!がんばれ受験生!
東大受験当日の朝食・昼食
いよいよ25日、二次試験初日の朝を迎えました。6時に起床して、くらむぽんはハナが起きる前にササッと身支度。いつもは朝が苦手なハナちゃんをもう少し寝かせておきたい気持ちもあったけど、やはり早めに目覚めて覚醒させるべきだと、6時30分に起こしました。
朝食はホテルビュッフェ
ホテルは、朝食込みのプランでしたので、さっそくビュッフェ会場へ。いつもは食いしん坊なハナも今日は食傷気味、聞けば
『消化の良いものを食べるように、言われている。』そうです。
「食事をとると、消化のために腸に行く血流が増えて、脳に行く血流は減る」
とは、よく言われていますがこれは最近の研究では通説に過ぎず、昼食後に眠くなるのは睡眠不足が堆積した結果だと主張しています。この期に及んで、今更過去の睡眠不足を補うことはできません。
この2日間は、眠くなるためのトリガーを引かないことだけ注意すればいいのです。
とはいえ、ハナちゃんは試験当日に眠気に襲われるほど心臓が強くないので、取り越し苦労ではあります。
朝食はお粥中心で
朝食はお粥とポーチドエッグ、フルーツにカフェオレをいただきました。ホテルココグラン上野不忍には「ドン・ミレー アウトレット」というカップケーキやプリンなどのデザートのアウトレットが併設されていて、そのデザートが朝食ビュッフェにも並んでいます。私はちゃんといただきました。
ホテルには相当数の受験生が宿泊していて、同じように母親と受験生、受験生のみ、両親と受験生など組み合わせは様々でした。
お昼はセブンイレブンのおにぎり&サンドイッチ
昼食には普段から、お弁当を作れない時に利用する「セブンイレブンのおにぎり」がいい!というので、朝食後部屋で少し休んだ後8時過ぎにはホテルを出発して近くのセブンイレブンで買い出しして東大に向いました。来年以降の受験生のために、東大構内の売店営業状況を下に書いておきます。
東大二次試験当日の本郷構内売店
東京大学新聞より抜粋
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上記のように、普段利用できる第一購買部や中央食堂・メトロ食堂・農学部食堂などが閉鎖されています。お弁当を持参するか、「合格弁当」などホテルのサービスを利用するか、会場入りする前にコンビニで用意する方が無難です。
ちなみに、理Ⅲに限り3日目に面接があります。この日は受験生には必要ないのかもしれませんが、ほとんどの購買部や食堂が営業しています。
東大本郷キャンパス受験入場門
買い出しが終わり、春日通りを東大に向けて行くと本郷通りを北上していく大群が。本郷キャンパスでは、ハナの受験する理Ⅱは正門を入場して工学部方面へ、理Ⅰは龍岡門を入場して薬学部方面へ、理Ⅲは弥生キャンパスで受験します。受験者用の門は限られていて、入場するときに受験票を提示します。その他の教職員、東大生は身分証を提示して構内に入ります。
赤門前からはずっと予備校・塾・学校の応援団や不動産会社の宣伝、予備校の案内など沢山人が挨拶や激励をくださって、広告と一緒にカイロやお菓子をもらいます。なんと!いち地方のハナの高校の幟が上がっているではありませんか!!けれど、ハナはその幟には気づかず、いつの間にか私とは別の列についていました。
試験当日東大構内に親は入ることはできません
本郷通りを正門に向けて歩くにつれ、いつの間にか受験生と見送りの親は離れていきます。受験生は正門に向けて係の東大生に仕切られて受験票の確認のための列となります。
ハナと別れる前にもっとハナが安心できるような言葉をかけられたら良かったのだけど。けれど、改まって言葉を掛けるより慌ただしさにのまれていったほうが構えることなく試験に向き合えるかもしれません。
あっけなく、ハナを見送った私はほどなくしてホテルに向けて折り返しました。
東大二次試験中親は・・・
昨日、試験場下見の時に出会った同じ高校の子のお母さんは『女子学生住まい支援』の物件を下見に行くと言っていました。他のお子さんのお母さんは、もう住むところを確保したと、言っていました。同じ受験生の親も千差万別です。
ごめんね、ハナ
くらむぽんは、住まい探しが具体的に考えられなくて・・・。
結局、上野・御徒町界隈をウロウロ散策していました。実際、長いお昼休みにハナが落ち着かなくて私を呼び出すんじゃないか、など考えると遠くに行く気になれません。

そんなこと言って、久々のアメ横をグルグル回り、台湾デザートなどを楽しみ、上野公園へ。
動物園に行きたかったけど、あいにくの閉園日。結局ホテルに帰ってお昼寝していました。
東大二次試験 数学と国語を終えた
ハナの試験が終わる頃、赤門の方で待ち合わせ。お腹を空かせているだろうハナと何を食べようか、あれこれ考えて待っていました。
門を出てきたのは、4時半過ぎ数学を終えてから30分以上かかりました。
試験の手ごたえをあれこれ話しながらホテルに着き、部屋に入ると・・・
2019年東大二次試験 数学難化?!
過去10年の数学では、2冠~3冠できたと言っていたハナですが、当日のテスト1冠。そして数問答えただけに終わりかなり衝撃を受けている様子。
お腹がすいているだろうと、思っていたのに・・・
突然泣き出しました。
自分の目標点数を大きく上回って失点してしまったので、先日のセンターのマイナス分と合わせると、確かにもの凄く厳しいです。
できなかったテストに思うこと
泣いてもどうにもなりません。
もちろん、現役生たちは新しい勉強に取り組むのに対して、浪人生たちは再び受験勉強に取り組まなければなりません。失った1年を思うのか、もっとできたであろう努力を悔いるのか、ハナの涙はなかなか止まりませんでした。
テストができなかったのなら、高校3年までの勉強が東大レベルまで積みあがらなかったのでしょう。それまでです。
幸い、ハナはもう1年考えようとOttoも言ってくれています。
後は明日の試験で経験値を積むまでです。
それでも、ハナほどの努力をしてこなかった私はハナに掛ける言葉がなかなかみつからない。
ただ一つ言えること
「お母さんはもう1年ハナと一緒に過ごせることになったら、それはそれでもの凄く嬉しい。でも、最後まであきらめないで思いきりぶつかってほしい!」
とただそれだけ言いました。
地方から、一人で受験に来ている子もいっぱいいます。1日目の試験で自信を喪失して、抱えきれないほどの不安を抱えている子もいるでしょう。
試験前に、通っている塾からは「メンター達がいつでも連絡待っているから、不安になったら連絡して欲しい。」と言われた所以に気づきました。
2020年受験生諸君
あんなに泣いていたハナだって、次の日の試験が終わった瞬間「さぁ、買い物に付き合って!」と、地下鉄に飛び乗り、店を渡り歩きました。(笑)
地方にはないお店も多いですから、田舎者といえばそれまでなのですが。
合格発表を控えた今も、連日ハナは遊びまくっています。
くらむぽんも、Ottoも、3月10日の合格発表まではと目を瞑っています。
来年、2020年の受験生に後のないハナも加わるかもしれません。一緒に切磋琢磨させていただきます。共に張り切りましょう!!

くらむぽん
今まで努力してきた受験生のみんな、サイコー!!お疲れ様!
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