センター目標は90%
平成31年、平成最後のセンター試験は1月19日(土)、20日(日)で行われました。センター初日、夕方7時近くに帰ってきたハナの表情は明るく、苦手な地理がよくできたと満足そうでした。
20日にやはり6時過ぎて帰ってきた時は、数学が満点とれなそうだと難化したかな?などと言って、化学・物理はいつもより良かったと言っていました。
センターも終わったことだし!最近一緒に食事することも少なくなったハナちゃんを誘って『センター打ち上げ』でハナの好きなイタリアンで束の間の楽しいひと時を過ごしました。
翌、21日(月)は学校で自己採点の日でした。学校帰りにそのまま塾に行けるようにお弁当を作ったのですが、ハナちゃんは一度家に戻ると言って出かけました。
帰ってきた時のハナの表情で、結果が思わしくないことはすぐにわかりました。
凹むよね。
私の気分もサーッと奈落へ落ちていってしまった・・・
自己採点は83.9%でした
気を取り直して。まずはこれからの対策を考えよう!と、私。
色々な書籍を見ても、結局受験勉強は本人の特性や苦手部分、得意部分を総合して対策を立てなければいけません。センターという大詰めを迎えていまさらなにか勉強を劇的に向上させる秘法があるのでしょうか?
私には、ハナの気持ちを大きくポジティブに変える手段は持ち合わせていません。こんな時よく思うのは、親が東大だったり難関校出身の場合、経験からそんな時効果的な言葉を掛けて気持ちを前向きにさせることができるのかなぁと、ため息が出ます。
まさに托卵(たくらん)をまかされたモズの気分です。カッコウの子どもに一生懸命話しかけるのですが、カッコウはモズの見当はずれな話が理解できません。(´;ω;`)
オキシトシン効果で気分を落ち着かせる
唯一私にできるのは、そっとそっと背中をさすってあげること。落ち込んだ気分の時は、ハナちゃんの自己肯定感は低下しています。ゆっくりゆっくり(毎秒5cmの速さで)背中をさすってあげると、子どもの体にオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンが分泌されると、幸福感・自己肯定感が高まって気分も落ち着かせてくれます。
涙を流した後は、ハナちゃんの気持ちもスッキリと楽になるので、悲しみに打ちひしがれている人が近くにいる時はやさしく背中をなでてあげましょう!!(注)男性は自分の置かれている立場を十分考慮したうえでお願いします。
さぁ 東大二次に向けて

ハナちゃんセンター自己採点結果
2019年ハナのセンター試験結果センターを終えてのE判定!キビシィ・・・ですが!!ですが!!東大のセンター得点の良いところは圧縮換算が高いというところ。センターで躓いた!と思っても圧縮された点差はさほど大きくないので、二次試験でどれだけ得点できるかが勝負になります。
東大センターは凄まじい圧縮換算
この図のように、合計900点満点のセンター得点が90分の11に圧縮されて、二次試験と合算します。
センターの点数が目標に届かなかったとしても、最初の目標点から圧縮換算後の差は8点もありません。教科ごとにならしたら、それぞれ2点ほどでクリアできる数字です。と、私は思うわけです。
ハナちゃんに言わせると、二次の目標点の上にプラス8点は大きいと言いますが、ハナちゃんの目はもう二次試験に向けて燃えてきました。高校の先生との1分間面談でも、二次に集中していこうという先生からのアドバイスで10秒で終わりました。
東京大学センター圧縮換算と二次試験
併願私大なしの弊害
ハナちゃんとしては、二次試験に向けての勉強に集中したいということで、当初考えていた早稲田や慶応の経済学部も結局受けないという選択をしました。塾の担任には、早稲田・慶応を受けるように勧められたけどハナちゃんは、バッサリ蹴ってきました。
学校の先生からは、「その意気だ!」と背中を押してもらい、合格発表前に卒業式を迎える心もとなさに震えたり
結構親の私もドキドキします。
子どもの受験を乗り切ったママからも、緊張の予行演習として私大も受けたほうが良いと言われたけれど。
ハナちゃんに言わせれば、「ピアノのコンクールの方がよっぽど緊張するから平気。」と。
いや待って下さい、ハナちゃんはコンクール前には震えて、演奏は小っちゃくまとめて、早く終えることが目標みたいな演奏だったよ。君は。。。 絶対東大試験も緊張するでしょ!!!
でも、もうそれも今さら。
骨は拾ってやる!ハナ!
コメント